POLYPHENOLポリフェノール

美と健康を守るヒント
~ポリフェノールをかしこくとりこむ~

現在の日本は昔と比べて、気候や文化など取り巻く環境が大きく変化していて、みなさんが気になる美と健康にも影響してきます。

例えば、紫外線。紫外線量は年々増加しています。紫外線を浴びることで活性酸素が発生し、しみ・そばかすの原因になります。日焼け止めを塗って外出しても、「こんな所にシミが!」なんて経験ありませんか?

美と健康を守るヒント~ポリフェノールをかしこくとりこむ~ シーンイメージ1 美と健康を守るヒント~ポリフェノールをかしこくとりこむ~ シーンイメージ1

また、インターネットが急速に普及した昨今、スマホやパソコンを使用する頻度や時間が格段に増えています。特に、スマホはいつでも手軽に情報を得られるツールなのでついつい夜遅くまで見てしまいがち。
無意識に目をパチパチすることが増えていませんか?

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こうした以前にはなかった環境の変化から生まれる、私たちの美と健康に関する悩みに立ち向かい、解決するためには、日常のほんのちょっとしたケアが大事!

本誌では、何気ない日常でできる美と健康を守るためのヒントを、小西統合医療内科で女性のための栄養外来を担当する関由佳先生が解説します。

関 由佳

関 由佳

YUKA SEKI

小西統合医療内科 女性のための栄養外来担当
内科医/国際栄養顧問医師

専門は予防医学、栄養療法。学生時代から予防医学に興味があり、野菜を多く使った料理を得意とし、研修医時代に野菜ソムリエの資格を取得。カラダクリニック銀座で院長を務めるなどfoodoctor(フードクター)として活躍。メディカルフード料理研究家としても活動している。

また、腸内環境を整えるために、味噌などの発酵食材を使った味噌ファスティングの指導やひよこ豆の味噌やオーガニック大豆味噌作り教室を開催。本物の味噌の素晴らしさを伝えている。

著書に「ゆるゆる糖質オフダイエット」(主婦の友社,2013)、「みるみる痩せる! 味噌汁ダイエット」( 宝島社,2016)がある。

老化の原因「活性酸素」を
作り出す環境が増えている?

人間の老化にかかわる要素として、「酸化」「炎症」「糖化」の3つが挙げられます。その中でも「酸化」は、活性酸素が原因で細胞が錆びついてしまうことをいいます。細胞が錆びつくと老化が進み、多くの疾患をひき起こす可能性があります。

人間は空気を吸って酸素を体内に取り込むことで、活動エネルギーを生み出します。

酸素は必要不可欠な一方、体内で活性酸素も作り出してしまいます。ですから、日常生活を送っているだけで、活性酸素は常に発生しているのです。

 活性酸素が発生する要因は、「タバコ(喫煙)」「紫外線」「環境汚染物質(大気や水質)」「精神的なストレス」「疲労」「過度な運動」とさまざまですが、生活の多様化によって、活性酸素を作り出す環境が増えているといえます。

  • ここに注意! ここに注意!
  • 活性酸素が体内で発生 活性酸素が体内で発生

活性酸素に負けない!
ポリフェノールのチカラを見直そう!

体内で過剰に発生した活性酸素に対しては、速やかに対策を打つことが重要です。

そのためには、日常的に酸化を抑制するチカラをつける。つまり、抗酸化力の高い栄養成分(ビタミンC、ビタミンE、カロテン、ポリフェノール)の摂取が有効といえます。

 一般的にポリフェノールは、植物の中に多く含まれる苦みや渋みといった色素の成分を総称したものをいいます。一言にポリフェノールといってもさまざまな種類があり、自然界には約5000種あるといわれています。

赤や紫、黒、オレンジ色など、鮮やかな色彩を持つ素材(レスベラトロール:ワインなど、カカオポリフェノール:チョコレートなど、イソフラボン:大豆など、アントシアニン:ブルーベリーなど)に多いのが特徴です。

抗酸化の代表選手「ポリフェノール」あなたが気になる症状にはこの食品!

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ポリフェノールは
継続と摂取シーンが大事

ポリフェノールには、美容や健康に役立つ機能がいくつか含まれています。

例えばアントシアニンは「目(瞳)の健康」、イソフラボンは「女性ホルモンの促進」、カカオポリフェノールは便通の改善など、摂取する食品の種類によって、期待できる効果も変わってきます。みなさんの健康状態と相談しながら、自分に合った食品を選択することが賢いポリフェノールの摂り方です。

ポリフェノールは継続と摂取シーンが大事 シーンイメージ1 ポリフェノールは継続と摂取シーンが大事 シーンイメージ1

そして、一番大事なのは摂取シーンです。ポリフェノールは、水に溶けやすい性質を持っています。その特長から、体に取り込みやすく、摂取してから早期に抗酸化作用を発揮するといわれています。ただ、効果が長時間持続しないため、毎日続けて摂取することが抗酸化力を高める第一歩になります。

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